破傷風

破傷風は、破傷風菌の感染によって起こります。

菌が出す毒素が中枢神経をおかし、発病した人の

半数以上が死亡するという恐ろしい病気です。

 

酸素を嫌う破傷風菌は、土の中に住んでいます。

山や川、公園など土壌が露出しているところでケガをすると、

傷口から菌が侵入して感染します。

気付かないほどの小さな外傷でも、

傷が深いと酸素が届かないため、

体内で菌が増え続け、発病する危険があります。

 

とくにとがったものを刺した傷口が

泥や土で汚れていたり、

竹やぶで竹を踏んだり、古くぎを踏んだり、

あるいはやけどからも感染する恐れがあります。

 

普通1~2週間の潜伏期ののち、

首すじが張る、顔がこわばる、物がかみにくいといった症状から始まり、

食べ物が飲み込めなくなり、

言葉がはっきりしなくなります。

 

その後、痙攣発作を繰り返し、呼吸困難をおこして死亡することもあります。

 

治療は、まず傷口をよく消毒してから、

菌が出す毒素を中和するため、破傷風ヒト免疫グロブリンを注射します。

けいれんには痙攣剤を使います。

 

破傷風菌は日本中どこにでもいます。

いったん発病すると死亡率が高い病気です。

なにより予防が大切です。

三種混合の予防接種を必ず受けておきましょう。

なお、破傷風はヒトからヒトへは感染しません。




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