りんご病

りんご病の正式な病名は

伝染性紅斑といい、

ほおに発疹が出て、

ほっぺが真っ赤になることから、

りんご病とよばれています。

また、第5病と呼ばれることもあります。

 

パルボウィルスB19の飛沫感染や、

接触感染で起こります。

 

りんご病は2歳以下の子どもがかかることは少なく、

幼児から小学生を中心に多く見られます。

一度かかり、免疫をもった人が再びかかることはありません。

 

大人のりんご病

りんご病は、大人にも感染しますが、

子どものような特徴的な症状が少く、

むしろ風疹のような症状が多いため、見逃されることが多いのです。

 

しかし、妊娠中にりんご病にかかると、

胎児水腫といって、お腹の赤ちゃんが重症の貧血になったり、

身体が水ぶくれのようになってしまうことがあり、

まれに流産や胎児の異常をまねくことがあります。

 

妊娠初期の妊婦は、

りんご病の子供になるべく近づかないよう気をつけてください。

 

症状としては、関節痛・頭痛などを訴え、

関節炎症状により1~2日歩行困難になることがありますが、

ほとんどは合併症をお こすことなく自然に回復します。

 

りんご病の症状

感染から10日ほどで頬がりんごのように赤くなったり、

手足にレース状の 波模様の発疹が出たりします。

胸腹背部 にもこの発疹が出現することがあります。

熱はあまりでませんが、出ても微熱程度です。

胸や背中には発疹はあまり出ません。

 

発疹のピークは3~4日で、かゆみがあります。

発疹は1~2日で消え、

一般に回復の傾向は順調で軽くすむことが多いです。

まれに関節炎を併発することもがありますので、

ひじやひざが痛むなどの症状がみられる場合には、

すぐに再診しましょう。

 

なお、頬に発疹が出る1週間程前に、

微熱やりんご病の症状が発症することが多いのですが、

この時期にはウィルス血症を起こしていて、

ウィルスの排泄量が最も多くなります。

 

人にうつるのは発疹が出る前なので、

発疹が出ていても元気なら外出も大丈夫です。

 

 

りんご病の治療

特異的な治療法はなく、対症療法を行うことになります。

りんご病は比較的軽い病気なので、本人も元気なことが多く、

発病したからといって安静にすごす必要はありません。

 

顔の発疹は2~3日ぐらいで消え、

腕や脚の発疹も1週間以上続くことはあっても、しだいに消えていきます。

 

発疹のかゆみは強いので、

かゆみ止めを処方してもらってぬったり、

かきこわさない工夫をしましょう。

かきむしらないよう、爪は短く切りましょう。

 

治りかけに直射日光に当たったり、

お風呂で温めると再び発疹が出ることがありますが、

心配はなく、ふつうに過ごしてかまいません。

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